2009年03月20日 (Fri) 本情報
ぼけてもいいよ

西日本新聞社 「ぼけてもいいよ」 村瀬 孝生 1890円
第2在宅所「よりあい」で暮らすお年寄りと介護師の方々のふれあいを
エピソードと写真で綴られている
ある老人が「わたしゃ何もわからなくなった・・なにをどうしたらいいのか」
家族の方「わからないことがわからないようになれば楽なのに・・」
戦争を超えて苦労して生きてきた今の時代のお年寄りの方々
自分の家で最期を迎えたいにちがいない
店に来られるお客様
老人ホームに入所が決まった
電動自動車ではあるけれど いつも おしゃれなお姿で 紳士である
ホームを見に行くと 花一厘いけてない
自分の最期の居場所も狭くて殺風景
嗜好品のたぐいは自分の部屋でのみ許されるそうだ
長く辛い時代を経て 行き着く先はここか・・とがっくりしたそう
でも「家族に迷惑をかけられないから決めた」
私は
「長生きしてください!!私が、最高のホームを作るから!!」
冗談とわかってても
「そや そや 楽しみに待ってるでーー」
と笑って帰っていかれた
私の母も すこしづつ すこしづつ・・
入退院を何度か繰り返してる母
病院にはもう絶対入院したくない・・という
果たして、自宅で看取ってあげられるのだろうか・・
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